顧問契約のすすめ
- わたらせ法律事務所

- 2025年12月25日
- 読了時間: 3分
弁護士の馬場大祐です。弁護士として活動を始めて、気づけば10年目に入りました。この節目にあらためて思うのは、もっと気軽に、もっと早く相談できる弁護士が地元にいたほうがいいということです。中小企業を対象にした調査結果を調べてみると、顧問弁護士と契約している会社は全体の3割弱とのことでした。つまり、約7割の会社は、顧問弁護士無しか、飛び込みの相談などで日々の経営判断をしているのが現状ということになります。
顧問料の実態は様々ですが、平均は月5万円前後。顧問契約をしている多くの会社は、同じ都道府県内の弁護士と契約しているようです。そう考えると、顧問弁護士は決して都会の一部の大企業だけのものではないということがわかります。
当事務所の顧問契約は、日々の相談ボリュームに応じて、月額3万円から10万円の範囲内で、面談・電話・FAX・メールでの法律相談、契約書のチェックや内容説明、ちょっとした打ち合わせや経営判断の相談といったことを対応しています。特にこだわりがなければ、月額5万円+消費税の契約でスタートさせていただくことが多いです。訴訟対応や、代理人としての本格的な示談交渉など、通常の相談を超える案件は別途になりますが、「これ、弁護士に聞いたほうがいいかな?」という段階は、ほぼ顧問契約の範囲内です。
顧問弁護士の役割を一言で言うなら、トラブルを大きくしないための保険といえるかも知れません。契約書、労務問題、クレーム対応、社内ルールづくり……等、早い段階で専門家が関わるだけで、防げる火種は本当に多いです。特に最近は、従業員からの未払い残業代請求、取引先との契約トラブル、SNSでの風評リスクなど、初動を間違えると一気にこじれる問題が増えている印象です。顧問弁護士がいれば、まず一本電話するという選択肢が自然に持てます。
もう一つ、顧問契約の大きなメリットはスピード感です。新規相談の場合、弁護士のスケジュール次第では2〜3週間待ちになることも珍しくありません。しかし顧問先からの相談は、弁護士がスケジュールの合間を縫ってリアルタイムで対応することができます。当事務所でも、顧問先からの連絡には可能な限り即レス・即対応を心がけています。
さらに、継続的に関わることで、この会社はどんな業種で、どんな雰囲気で、どこが弱点かという前提を弁護士が理解できます。毎回ゼロから説明する必要がない分、判断もアドバイスも早く、より踏み込んだものになります。
顧問弁護士がいることで、弁護士探し→事務所への連絡→日程調整→事情説明といった地味に面倒な手間が丸ごと消えるメリットは無視できません。気がつけば、経営の相談相手として自然に弁護士が横にいる。そんな距離感が理想だと思っています。顧問契約は、何か起きたときの最終兵器ではなく、普段から使える身近な用心棒です。問題が大きくなる前に芽を摘み、結果的に時間もコストも節約できます。
私は、妻との結婚を期に群馬県桐生市にやってまいりました。地域密着を心がけ、地元・群馬の中小企業の皆さんにとって、困ったらまず声をかけられる弁護士でありたいと考えています。業種や会社規模は問いません。顧問契約に興味のある方は、お電話でお気軽にご連絡ください。地元で頑張る経営者のチャレンジを、法務面から全力で支えます。
〔弁護士 馬場大祐〕